ハゲるほど『真面目にヲタクすること』に悩んだ話
こんにちは、かずにぃです。
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さて、前回ブログ「しっぽ?を選んだ理由」の最後に「ハゲるほど悩んだ」と書いたのですが、それについて書いていきます。
「こんなことで悩んでたの?」とか、
「そこまで気にする必要ある?」とか、
そんなことを感じる『真面目にヲタクする』というおバカな内容です。
で、今回の内容も、読む人の取り方によっては悪口に思えるかもしれません。あくまで私の個人的な感想と経緯と『僕と言う偏ったヲタクとしての思想』が含まれています。
なので、前提として僕の『偏ったヲタクとして思考』を晒しておこうと思います。
■僕のヲタクとして大好きなこと■
①盛り上がるライブが好き。
②楽しそうにライブしているアイドルさんが好き。
③ファンみんなで盛り上がるライブが好き。
ちなみに、僕の過去の経験から、
------------------------------------------------
「アイドルさんの良いライブにファンが盛り上がる」
↓(これの繰り返し)↑
「盛り上がるファンにアイドルさんが良いライブをする」
------------------------------------------------
というループでライブというのは盛り上がると思っています。
なので、『共にヲタクも大事』という考えを持っています。
■僕の他のファンに対する考え■
・ファンそれぞれに楽しみ方がある
・ファンに上下は無い、みんな平等
・自分の楽しみ方が正しいと思っていない
以上です。
「こんなこと晒してどーするの?」って感じですが、今回の内容は「かなりセンシティブな内容」だからです。
ぶっちゃけ、読む中で攻撃的な内容だと感じるかもしれません。
ただ、誰かを攻撃したいとか貶めたいとか、そういうことではありません。
そして、自分の行いを正当化したり褒めたたえたり、そんなことでもありません。
目的は単純に『僕の思考をさらけ出して、僕の行動を知ってもらう』だけです。
この考えは自分でも自己中心的な考え方だと思っています。
そこに理解や意識の強制や共感を求めてもいません。
しいて言えば、
「僕の考えを知ってもらうことで『何か』のきっかけになれば」
程度です。この『何か』は人それぞれです。
結局、投げっぱなしですいません。
というか、そんな高尚な論文や随筆でもない「ただ一般人のブログ」なんで、「変な奴もおるな~」程度で読んでくれたらありがたいですけどね!
という前提を踏まえて、今回は僕が「ふるふるしっぽ?」を推し始めた2月から7月くらいまでのお話しです。
それでは!本編スタート!!
(毎回前置きが長い)
■2月~3月■
「ふるふるしっぽ?を推す」と決めて、僕が最初に行ったのは『全曲のコールを覚える』でした。僕が思う「盛り上がる楽しいライブ」には、まず声出しが必要だからです。
ちょっと話はズレますが、僕はヲタクを始めて、一つの疑問がありました。
2023年が始まり、色々なライブハウスでコールOKになっていました。なのに、
「なぜ声を出していない人が多いのか?」
です。様々な有識者(という名の仲の良いヲタク)の意見から、
「コロナ禍で『声を出す文化』が無くなった」
とのことでした。無言でも「クラップ」「ジャンプ」など代替手段はありますしね。
また、独自の見解ですが、
「コールリーダー(※1)減少による『声出し』の難易度上昇」
(※1:【コールリーダー】率先して声を出すヲタク)
が大きいと思いました。コールリーダーがいると声を出しやすいのですが、いないとどこで声を出したらいいか分からない。では、すぐにコールリーダーが出来るかというと、
「率先して号令やコールはそこそこのヲタク熟練度(※2)が必要」
(※2:ヲタ活に必要なノウハウやスキルや知識と活用能力の総称で、僕の造語←)
です。
僕もヲタク6年生までは一人でコールできないヲタクでした。(←流石の低クオリティ)
と、これが僕の「なぜ声を出していない人が多いのか?」の答えでした。
声出しヲタクが少ない中で全力コールするのもコール初心者は難しい。
ただ、みんなが声を出していたり、合図があれば一緒にできる。
なので、
「コールが出来る人を一人でも多く増やす」
から始められればきっと声も出せる人が増えると思いました。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」(←良くない表現)
です。
一人で声出しが出来なくても、みんながやっていれば一緒にやりやすいはず。
多くの人が参加してくれれば、結果的に盛り上がると思ったのです。
しっぽ?の現場には昔から気心の知れた頼りになる仲間がいましたので、最初からこの作戦は実行しやすかったです。というわけで、その作戦を実行する為にも、自分がまずコールできるようになりました。
有難いことに、YouTube上にしっぽ?のコール動画があったので、そこからコールを覚えました。基本的に
・「号令をするタイミング」
・「間奏のMIX」
の2つですね。
・メンバーコール
はライブ中の歌うタイミングに超反応で対応する感じです。
曲によってはコール動画が無かったので、仲間達とコールを考えました。
最初に意識したのは「簡単なMIX」から。まずは『ヲタクの初等教育』でもある「スタンダードMIX」「ジャパニーズMIX」「アイヌMIX」の3種。それに「ハングルMIX」「スペインMIX」が入る感じで考えました。初心者でいきなり5種類のMIXを覚えるのも大変だと思いますけどね。
そんなこんなで、仲間達と協力して始めたコールからライブでの声出しも大きくなってきました。また、対バンなどで元仲間がいる時は一緒に声を出してもらったり、仲良くなった他現場の人にも協力してもらいました。コールもMIXも少しずつ浸透し、一緒に声を出してくれる達も増えてきました。
そのうち「しっぽ?のヲタクさん達がにぎやかで楽しそうだね!」という声を聞くようになりました。
もちろん、メンバーのステージの良さがあってこそですが、その人が言うのは、ファンが楽しそうにしていることでライブ自体が非常に盛り上がっていると感じてくれたようです。新しく「ふるふるしっぽ?」のファンになった方達もこのライブスタイルについて意気投合し、いつしか「全力声出し現場」として定着していきました。
ただ、喜びの裏に僕自身は「ある苦悩」と戦っていました。
僕の中で当初から懸念していた「ある事態」が起こってしまったからです。
■4月~5月■
しっぽ?のライブを盛り上げる中で以前から一つの懸念点が僕にはありました。
「『ふぇ!』より『しっぽ?』の方が盛り上がっていると思われる可能性がある」
です。これは別にファンの楽しみ方の違いだけでそう見えてしまっているだけなので、気にすることもないのかもしれません。ただ、気にしてしまった理由を詳しく話すために少しだけ昔話をします。
---昔話ここから---
10年以上も前のこと。ヲタクを始めてまだ間もない僕は、初めて「対バン」に参加することになりました。すると「今日は他のグループに勝つぞ。」とヲタク仲間のリーダー的存在が言うのです。また、「こっちが10人で向こうが100人でも、一人で10人分声出せば勝てる。」というのです。
僕はアイドルのライブに勝ち負けってあるのかな?と思いました。するとリーダーが
「ヲタクの強さ(ライブの熱量)でアイドルも評価される。だから負けちゃダメなんだ。」
と教えてくれました。
その時代は声出し全盛期。
どれだけヲタクが盛り上がるかが自分自身の推しグループに対する熱意だと言われる時代。その中でいかに推しグループが評価されるかは僕らの頑張りにもかかっているんだよ、とのこと。
その教えから、僕は今でもライブでは全力で叫ぶようになったのでした。
---昔話ここまで---
この考えは今の時代にヲタクになった人には無いかもしれません。ただ、コロナ前からヲタクだった人には根強く残っているのかもしれない、という心配があったのです。
そんな中で行われた「小日向笑幸生誕祭」。
この日は昔からの仲間も多く駆け付け、非常に盛り上がりました。
そこで「今日はしっぽ?の方が盛り上がっていた」という声を聴いたのです。
この日の盛り上がりは僕的には出演グループ全員が盛り上がっていたと思います。
ただ、そう見えてしまったならそうなのでしょう。
「しっぽ?の生誕なのだから」と気にしなければいいとは思います。
ただ、僕はこの言葉を非常に重く受け止めていました。なぜなら
「ふぇ!さんのヲタクはこんなもんじゃない」
というを知っていたからです。
あの日、僕に「八事に通う」と思わせた愛の溢れた景色は今でも忘れていません。
だからこそ、「そうみられること」に悔しさがありました。
そこから改めて僕は「ぷろてぃのヲタク」としても自分のやれることをやろうと思ったのでした。
■6月~7月■
にこちゃんの生誕を終えた後、僕はふぇ!さんのコールをひたすら覚えていました。
やることは一つ「コールできる人を一人でも多く増やす」です。
今までコールしている人と協力し、更に声が出しやすい状況にする。
そのために、まずは自分がその一人目になることです。
仕事から帰るとふぇ!さんの動画を観る。
楽曲を覚え、コールを覚え、実戦でできるように、日々修行です。
楽曲数も多いので非常に大変ではありますが、ライブ映像でも楽しいので苦ではありませんでした。
で、ふぇ!さんのライブは出来るだけ参戦するようにする。実際のライブで覚えたコールを全力で打つ。急に忘れてしまうこともあるので、間違えたところは家に帰ったらまた勉強。これの繰り返しです。
また、ふぇ!さんのファンの人達との交流も大事にしました。
実際にコールをしている人達の声を聞き、僕自身も積極的に声を出していくようにしました。コールできる人を参考に、僕も少しずつ覚えていきました。
しっぽ?の仲間ももちろん一緒に声出しをしてくれます。ふぇ!のファンの人が一緒に盛り上がってくれたように、僕らも一緒に盛り上がります。
そして、みんなでより盛り上がるライブを目指した結果はすぐに現れました。
ある日、僕が行けなかったライブの映像をYouTubeで観ました。
元々コールが浸透していた曲は、もちろん、それ以外の曲でも盛り上がるライブが展開していたのです。ほんの少しの期間でここまで盛り上がるものかと思うと、やはりみなさんのパワーが凄かったんですね。
こういう現場の雰囲気はなかなか変わらないものだと思っていました。
声出しが定着するには1年くらい必要かと思っていのですが、実際は半年で「熱い声出し現場」になってしまった。今では他の現場のヲタクからも「ふぇ!」と「しっぽ?」共に「ぷろてぃは熱い現場」と言ってくれています。僕は毎回のライブでその熱い現場に感動すると共に、僕の悩みは完全に無くなっていったのでした。
めでたしめでたし。
ということで、現在は声出しが思いっきりできる状況になり、僕はとても楽しいです。
ただ、一つだけ「解決してない問題」があると思っています。
それは少なからず「この盛り上がりが苦手」というファンもいるということです。
おとなしく観たいファンもいると思います。
純粋にパフォーマンスを観たいファンもいます。
それでも、声を出すのは
「もっと盛り上がって欲しい!もっと声を出してほしい!」
という「アイドル側の声」に応えたいという気持ちです。
だからと言って、意見を無視することは良くないと思っています。
でも、この相反する考えを両立することは非常に難しい問題です。
これを乗り越えるには「多様性の受け入れ」という難しい考えが必要です。
どちらが良いとか悪いとかではなく、お互いのスタイルを認めて共に楽しめる状況を作る配慮が必要だと思います。
僕自身は「声を出さない『自分』は最低だ」と思っています。
ですが、「声を出さない『他のファン』を最低だ」とは思っていません。
静かに見守るファンもいて、動画や写真を撮影するファンもいて、声を出して盛り上げるファンもいる。ライブの楽しみ方は人それぞれなので、みんなが自分の一番楽しいと思うスタイルで楽しむのが一番。みなさんが一番楽しいと思う方法で楽しめたらと思ってます。
また、メンバーにとって「僕ら全員が大事なファン」です。つまり、それは僕らにとっては「ファン全員が大事な仲間」なのだと僕は考えています。そして、全員が楽しめるようになるためには『対話』の中で生まれるのかなと思います。お互いが相手の楽しみ方を尊重し、お互いがその楽しみ方を支えられれば理想に近づくのではと思います。
この考えは非常に難しい考えですよね。理想論です。それでもみんなで仲良くヲタクができたらと僕は本気で思っています。少しずつ、みんなが理想となるよう少しずつみなさんとお話しできたらと思っています。
その「対話」をするキッカケにこのブログがなるとしたらいいのかなって今思いました。(行き当たりばったり)
さて、そんな感じで文章の締めです。
本当に大事なことなんで、念を押して言っておきます。
このブログで書いたことは
「あくまで僕がこのようなことをした」
という記録です。今の現場の活気があるのは
「ファンそれぞれが様々な想いの中で出来上がったもの」
です。僕以外の人達も色々な想いを持って行動しています。
そういうものがすべて絡まって今があると思います。
つまり、「俺たちが優勝」なんです!!!
自分たちに拍手!!!イエーイ!!うおーー!!(謎のハイテンション)
ということで、今は「財布にお金が無い」くらいの悩みしかなく、むしろ楽しみしかありません。こんなに毎回楽しい楽しいアイドルヲタク生活を送れて私は幸せです。それもこれもメンバーとファン仲間みなさんのお陰だと思います。
ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
(文章の締め方がビジネス文書的でなんかヤダ)
【おまけ】
で、結局、悩みが無くなっても髪の毛増えてません。なんで?